この情熱日記、365回目を迎えた。
そう、ちょうど1年間。毎日書いたことになる。
最初、とにかく毎日書こうと決めた。
3月3日のバンクーバーの事前合宿シルバースターでのことだった。
ホテルではインターネットの環境がなく、毎日深夜、スキー場のパブ「ブルドック」に一人でいってインターネットをしていた。
このパブは、深夜遅くまでスキーヤーで賑わっていて、音楽がガンガン流れていた。
そんな、お店の片隅で、毎日インターネットをしていたのを思い出す。
閉店になっても、店先でしていたこともあった。
そのうち、お店の兄さんたちやお客さんとも仲良くなった。
まだ1年しかたっていないのに、なぜか懐かしい。
海外の移動などで、まとめて2・3日更新したことはあったけど、なんとか毎日書けた。
なるべく写真もいれ、日本チームのことや選手たちの素顔を紹介した。
うまくは書けなかったけど、とにかく、この情熱日記をみれば、日本チームの動きが分かってもらいたかった。
そして、この日記を毎日公開してくれたのが、(株)オフィス友恵の加賀谷社長やスタッフの浅井さんだ。
週末の休みでも、夜遅くても、いつも公開してくれた。
本当は、自分で公開作業することになっていたけど、忙しさに怠けて甘えていてばかりだった。
この日本チームのウェブサイト制作や運営のほとんどは(株)オフィス友恵のスポンサードで運営している。
2年前、加賀谷社長にお願いし、快く引き受けてくれた。
パラリンピックノルディックスキー日本チームが、社会にアピールできるようになったのは、このウェッブサイトや日立ソリューションズスキー部のウェッブサイトの影響が大きいと思っている。
この情熱日記をかりて、感謝の言葉で一杯だ。
(株)オフィス友恵の加賀谷社長とは、2005年のトリノパラリンピックプレ大会に現地イタリアでお会いした。
選手たちの活躍や頑張りに、涙してくれたことを思い出す。
初めて企業チームとして臨んだ時のことだった。
不安と希望、いろんなものが混ざり合っていた。
笑いと涙の日本チーム、これからも続けていきたい情熱日記。
多くの皆さんに、本当に感謝だ。
「この1年間、応援ありがとうございます」